シタールによる音楽療法について Part 1 トラウマからの解放 山岸(8)

パンディジのシタールによる音楽療法を受け続けて10年以上が経った。音楽療法は人それぞれ、どのように感じたのか、どのような体験をしたのか、まるで違っていて、とても一言では言えるものではない。私の場合は、どんどん自分と思っていたものが削ぎ落とされ、何にもなくなるかもしれないと思った時があった。すると、体の中から湧き出しくるエネルギーを感じた。オリジナルな自分が出てきた。「自分は強い!! こんなに私は強かったのだ」。そのような自分を大好きになった。

私は若い時に母を亡くした。この悲しみを始めての音楽療法で再体験したが、その後、もう二度とこの悲しみの体験を音楽療法ですることはなかった。音楽療法は、ショックがあった時点にその人をもう一度戻し、必要なプログラムを組み、その時点から再構築していくものであった。

ある日、プージャさんの友人のお子さんが音楽療法を受けたことがあった。人懐っこい性格で、明るく元気な大学生だった。その方の始めての音楽療法では、祖母が亡くなった時のことを思い出し、泣いた。私は、こんなに若く、楽しそうに生きている方でも悲しみを体験していて、悲しみが体の中に残っているのに驚いた。

その頃の私は、もっと若い時に受けていたら、人生が違ったものになっていたのではないかと思うようになっていった。産まれたその瞬間から、人生が楽しいものだと思えたらどんなにいいだろうか。その思いから、妊娠中の母や幼い子供の音楽療法に力を注ぐようになった。

 

音楽療法についての詳細は以下のURLからご覧いただけます。http://chandrakant.jp/?page_id=22

Reply

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">